くいんてっとふぁーむ ya-jinの日記

無肥料栽培へ向って、イバラの道を進む! 私が実施している無肥料栽培についてのブログです。無肥料栽培とは、化学肥料はもちろん、有機肥料も堆肥も一切施さない栽培方法。非常に難しい農法で、現在悪戦苦闘中! 自らが設定した期限は2010年9月! それまでに見通しが立たなければ無肥料栽培から撤退、敗北。さあ、その全てをご覧あれ!

不耕起田んぼの田植え

昨日は不耕起の田んぼで、十数名の方に来ていただいて田植えをしました。昨日の夜に報告したかったのですが、夕方から地区のバレーボール大会があったので書けずじまいでした。

 

では一日遅れで報告します。午前中半日でしたが、人数が多いと進むのが早く、八割以上終わりました。

 

以下の写真がその様子です。
イメージ 1

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小雨の降る中で、みんな雨カッパを着ての田植えでした。時折、小雨じゃないよなこれ、という感じの雨もありましたが、ちょっと強引に決行しました。みなさん、本当にありがとうございました。

 

しかし、この田んぼ。まったくもって田んぼには見えません。植えている方々も、これは何なのだろう?といった感じで、キョトンとした様子でした。

 

正直、説明する時間も惜しかったので、不耕起の説明を極簡単にしかしませんでした。本ブログ面にて説明を加えたいと思います。

 

私は一昨年の秋から畑を耕すのを止めました。それはその方が、私が目指す無肥料栽培に適しているのではないかと考えてのことです。耕さなければ、植物や土壌微生物が作った土壌を壊さないで済みます。作物残渣や雑草などが畑の表面に年を重ねるごとに積み重なります。

 

積み重なったそれらのものは、やがて豊な土に変わります。そこにはたくさんの微生物や土壌細菌が棲み、肥料なしでも作物が育つ環境が生まれると私は考えています。

 

だから、畑は耕さないことにしました。

 

田んぼも同じだと考えれば、耕す方が不自然です。去年までは耕していた田んぼですが、今年からは止めにしました。

 

この耕さない畑や田んぼは、何も私が最初にした訳ではありません。日本全国、多くはないですが実施しているかたはいます。私はそれらの方々の実際の様子を見て、難し面はあるものの工夫すればなんとかなるのではなかと思い、実行に移しました。

 

とはいえまだ一年目ですから、うまくいかないと思っています。先人の多くは数年はうまくいかないと言っています。

 

気長に構えて、がんばっていこうと思ってます。応援よろしくお願いします!

 

それからもうひとつ。田植えをしながら、カエルや昆虫と遊び、大人も子供も楽しめました。不耕起の田んぼには生き物が明らかに多いように感じました。この田んぼで無農薬の米作りを初めて七年目になりますが、生き物が一番多かったようです。たった一年間耕さなかっただけでこの変化。これから生き物の多様性がどのうように変化していくのか、その辺りも楽しみですね。

 

それはともかく、田植えが終わった田んぼ、その全景を撮り忘れました。次回に紹介します。お楽しみにしてください。

 

最後にもう一度。田植えを手伝ってくれたみんな、ありがとうです!
 
コメント
 

大勢で楽しそうですね。
私も初めてみた時、不耕起の田んぼを見て
「これが田んぼ」と思いましたね(^^)

写真で見る限り 少し苗が小さい感じがしますね。

2009/6/8(月) 午後 7:54[ くーたろう2号 ]

  

顔アイコン

そうなのです。苗はかなり小さくなってしまいました。

育苗にはこの田んぼで収穫した米の米糠を使用したのですが、少なかったようです。なるべく使いたくないので・・・。

写真の苗とは別に、田んぼに直播での育苗も試みました。それはなんとか15センチくらいにはなりました。来年は直播育苗をメインにして、箱育苗は失敗した時の保険的に作ろうと思います。

育苗も難しいです…。

2009/6/8(月) 午後 8:54[ YA-JIN ]