くいんてっとふぁーむ ya-jinの日記

無肥料栽培へ向って、イバラの道を進む! 私が実施している無肥料栽培についてのブログです。無肥料栽培とは、化学肥料はもちろん、有機肥料も堆肥も一切施さない栽培方法。非常に難しい農法で、現在悪戦苦闘中! 自らが設定した期限は2010年9月! それまでに見通しが立たなければ無肥料栽培から撤退、敗北。さあ、その全てをご覧あれ!

落ち葉集め

今、近隣の落ち葉を集める作業をしています。道路脇にクヌギやコナラのある所がけっこうあって、集めるのに困ることはない状態。

それでもコンパネを立てた軽トラに一台分の落ち葉を積んで下ろすのに二人がかりで2~3時間はかかります。とりあえず、20台を目標にしています。

ひとつ問題があって、育苗用にするために枠を作ってそこに積んでおくぶんにはいいのですが、堆肥にしないですぐに畑に入れたいものについて困っている。

落ち葉の一枚一枚は非常に軽く、またこの時期は良く乾いていて、風ですぐに飛んでしまうのです。すぐにすき込んでしまえばいいのでしょうが、不耕起ではそうもいきません。堆肥にしてからまけばいいと思うでしょうが、作物が育つのには、その場で微生物によって有機物が分解されていく必要があると考えているので、出来るだけそのままの形で落ち葉を表面に敷きたいのです。

考えた結果、春一番も終わり、暖かくなって、雨も増えてくる4月以降に畑にまくようにしたいと思います。

今の話と関連したことですが、先日、20年以上不耕起で作付をしている方の畑を拝見しました。その畑は踏むとフカフカと柔らかく、表面の枯草をはぐと適度に湿った土が現われます。枯草のすぐ下には半分分解された草があって、さらにその下にはかつては草であったろう土があります。少なくとも10センチ以上は、その草の層(亡骸層)でした。

私の畑はというと、一番状態の良いところでも表面の枯草を剥ぐとすぐそのしたは元の土が出てきます。それでも枯草で地面が見えなくなっていればまだいい方で、地面がむき出しになっている場所も少なくはありません。水分状態も、どちらかと言えば乾いています。当然、フカフカしている場所はあまりありません。

落ち葉を沢山敷こうとしているのは、上記のような草の亡骸層のある畑を作りたいからに他なりません。まだまだ先は長いですが、千里の道も一歩から、コツコツがんばります。